SNSの活用

ショート動画だけでいくら稼げる?YouTubeやTikTokの収益は?各メディアの収益条件もまとめてみた!

こんにちはつっしーの筆です。

かなり久しぶりの更新となりました。

最近はYouTube更新やTikTok更新に加えて、幾つかの案件をこなしていたため、ブログが書く時間がありませんでした。

やはりブログなどの作業こまめに触っていないと、作業効率も落ちたり、やる気が出ないのでダメですね。

さて、今回テーマは『ショート動画だけで生活していけるのか?」ということです。

今現在はYouTubeもTikTokもショート動画で収益化が可能になっており、ショート動画の投稿だけで、広告収益を得ることができるようになりました。

ただ、今までの通常動画と比べてもショート動画の広告収益はかなり低いです。

そんなショート動画だけの収益で、生活費(30万円)ほどを稼げることができるのか?というのが今回のテーマとなります。

先に結論を述べておくと『可能です』。

というのも私自身も毎月の収益にばらつきがありますが、実際にその収益で生活費を稼ぐぐらいはできているからです。

では

  • どれくらいYouTube登録者数・TikTokのフォロワーが必要なのか?
  • どれくらいの再生回数が必要なのか?
  • 他に稼ぐ手段はあるのか?

などについて、当記事で詳しく解説していきたいと思います。

当ブログは、YouTubeチャンネル登録者数141万人、TikTokフォロワー56万人の『つっしーの筆』のコンテンツ運営者のつっしーが解説していきます。

ショート動画とは?

ショート動画とは、通常1分以内、または数分程度の短い長さの動画を指します。

主にスマートフォンやSNSで視聴されることを前提に作られたコンテンツで、手軽に楽しめる点が特徴です。

ショート動画はエンタメや情報発信、広告など、さまざまな目的で利用されています。

特徴

  1. 短い再生時間
    • TikTok、YouTube Shorts、Instagram Reelsなどで一般的に15秒~60秒程度。
    • 短時間で簡単に視聴できるため、忙しい現代人に適している。
  2. 縦型フォーマット
    • 主にスマホで視聴されるため、縦型(9:16)のフォーマットが主流。
  3. エンタメ性が高い
    • ユーザーの関心を引くため、音楽やダンス、コメディ、ストーリー性を取り入れた動画が多い。
  4. 拡散力が強い
    • SNSで簡単にシェアできるため、短期間で多くの人に広まる可能性が高い。
  5. アルゴリズムによる推薦
    • 視聴履歴や好みに基づき、興味のありそうなコンテンツをアルゴリズムが推薦する仕組みがある。

主なプラットフォーム

  • TikTok: ショート動画文化を牽引するプラットフォーム。
  • YouTube Shorts: YouTube内のショート動画機能。
  • Instagram Reels: インスタグラム内でショート動画を作成・共有できる機能。
  • Twitter/X: 短い動画がタイムラインでシェアされることが多い。
  • Facebook Stories: 短時間で消える形式のショート動画。

活用例

  • エンタメ: ダンス動画、面白動画、挑戦動画(チャレンジ系)。
  • 教育・情報発信: 料理レシピ、豆知識、解説動画。
  • マーケティング: 商品プロモーション、ブランド認知の向上。

ショート動画の人気の理由

  1. 視聴のハードルが低い
    • 短時間で楽しめるため、気軽に視聴できる。
  2. 中毒性が高い
    • 自動再生やおすすめ機能により、次々と動画を見続けてしまう。
  3. 作成が容易
    • 専門的な技術がなくてもスマホやアプリで簡単に作成可能。

ショート動画で広告収益を得る方法

「ショート動画でどうやって収益を得ることができるの?」

ショート動画で収益を得る方法はいくつかありますが、大きく分けて4つになります。

  • YouTube
  • TikTok
  • X
  • Instagram Reels
  • Facebook Stories

になります。

ただ、それぞれ収益化条件があり、一定数のフォロワーや再生回数が必要になります。

それぞれの広告収益の条件は以下の通りです。

コンテンツごとの広告収益の条件まとめ。

コンテンツ収益化条件
YouTube1. 通常の収益化基準(動画視聴時間基準)
チャンネル登録者数:1,000人以上
公開動画の総視聴時間:過去12か月間で4,000時間以上
※公開設定の動画のみが対象で、短編動画(ショート動画)は含まれません。
2. ショート動画を含む収益化基準(ショート動画基準)
チャンネル登録者数:1,000人以上
ショート動画の総視聴回数:過去90日間で1,000万回以上
共通の条件
どちらの基準でも以下の条件を満たす必要があります:
YouTubeの利用規約とポリシーの遵守YouTubeのコミュニティガイドライン、著作権、広告に関するポリシーを守っていることが必要です。
AdSenseアカウントの作成収益を受け取るためにGoogle AdSenseアカウントをリンクする必要があります。
2段階認証の有効化チャンネルのセキュリティを強化するため、2段階認証を有効にしていること。
有効なコンテンツコンテンツがオリジナルであり、収益化ポリシーに準拠している必要があります。
TikTokTikTokの収益化にはCreator Rewards Programに参加する必要があります。
参加条件
・フォロワー数が10,000万以上いる。
・18歳以上である。
・直近30日間での動画視聴数が100万再生以上である。
X収益化条件
X Premium(旧Twitter Blue)または認証済み組織のメンバーであること
収益化には「X Premium」に加入している必要があります。このサブスクリプションは月額で提供されています。
過去3か月間のインプレッション数が500万以上であること
過去90日間に、ツイートのインプレッション(閲覧回数)が合計500万回以上である必要があります。
フォロワーが最低500人いること
ある程度のフォロワー基盤が求められます。
収益受け取り可能なStripeアカウントを持っていること
収益の受け取りはStripeを通じて行われます。対象国に住んでいる必要があり、Stripeアカウントが必要です。
Instagram Reelsインスタグラムは、クリエイター向けに「Reels Playボーナスプログラム」を提供しており、リール動画のパフォーマンスに応じて収益を得られます。
主な条件
居住地域:このプログラムは、現在一部の国(例:アメリカなど)でのみ利用可能です。利用可能な地域かどうかを確認してください。
フォロワー数:一定のフォロワー数が必要。具体的な数字は公表されていませんが、数千人以上のフォロワーがいることが望ましいとされています。
コンテンツの品質:リールの内容が独自であり、コミュニティガイドラインや著作権に違反していないこと。
アカウントの種類:クリエイターアカウントまたはビジネスアカウントであること。
パフォーマンス:リールが一定以上の再生回数を獲得する必要があります(例:10万再生以上など)。
Metaの招待:このプログラムは、Metaから招待を受けたクリエイターのみ参加できます。
Facebook StoriesFacebook Storiesで収益化する方法
Facebookでは、ストーリー内で広告を表示する機能があり、その広告収益の一部をクリエイターが得られる仕組みがあります。

2. 主な収益化の条件
1) 収益化の適格性基準
Facebookの収益化プログラムを利用するには、以下の基準を満たす必要があります。
地域:収益化は特定の国や地域でのみ利用可能です(アメリカ、イギリス、カナダなど)。利用可能な地域かどうかを確認してください。
アカウントの種類:ビジネスアカウントまたはクリエイターアカウントであること。
Facebookの収益化ポリシーに準拠していること:コミュニティ基準や収益化基準に違反していない。
アカウントが健全である(過去にペナルティを受けていない)。
独自のコンテンツを投稿していること。

2) 必要なフォロワー数や再生回数
具体的な基準は以下の通りです:
フォロワー数:Facebookページまたは個人のプロフェッショナルモードで、最低1万人以上のフォロワーがいること。
エンゲージメント:過去60日間に最低5万回のストーリー再生があること(または全体で10万以上のポストエンゲージメント)。
アクティブなストーリー投稿:ストーリーを定期的に投稿し、視聴者との関わりがあること。

3. Facebookの収益化機能の種類
Facebookではストーリー以外にもさまざまな収益化手段があります。以下も参考にしてください。
1) インストリーム広告
動画内で広告を表示する機能です。動画の長さや再生回数などの条件がありますが、ストーリーでの短い動画にも一部適用されます。
2) ブランドコラボレーション
影響力のあるクリエイターであれば、ブランドとのコラボレーションで収益を得ることが可能です。Facebookの「Branded Content Tools」を使用します。

4. 必要な準備
Facebook Storiesで収益化を目指すには、以下のステップを踏む必要があります。
1) Facebookの収益化基準を満たしているか確認
Facebookの収益化エレジビリティツールで、自分のアカウントやページが収益化の基準を満たしているか確認してください。
2) コンテンツの最適化
視聴者を増やすため、ストーリーを定期的に投稿します。
魅力的で高品質なコンテンツを作成し、エンゲージメントを向上させます。
3) 収益化プログラムへの申請
基準を満たしている場合、収益化プログラムに申請して承認を受けます。

公式リソース
Facebook収益化ポリシーhttps://www.facebook.com/business/help/
収益化エレジビリティツールhttps://www.facebook.com/business/m/join-ad-breaks
これらを確認し、適用されるかどうかをチェックしてください!

上記のまとめに関してはあくまで、広告収益を受け取るための条件になります。

例えば、YouTubeのスーパーチャットなどの収益条件に関しては、2024年12月時点ではもっと緩くなっております。

また、動画やXなどの投稿によって、特定の商品を紹介し、報酬を得ることの出来るアフィリエイトなどの稼ぐ手段はいくつも存在します。

そういった稼ぐ方法を組み合わせることによって、報酬を増やすことが可能です。

どのメディアがあなたのコンテンツにフィットするか考える!

ショート動画は使い回しが可能で、YouTubeでもTikTokでも同じ動画を投稿することが可能です。

実際に各メディアにショート動画を投稿してみて、どういった反応があるのか試してみることが大切です。

例えば、youtubeでは全く再生されない動画だとしても、TikTokではバズる可能性があるからになります。

これは、メディアの特性(アルゴリズムや視聴者の年齢層)が違うから起きる現象になります。

あなたのショート動画がどのメディアにフィットするかまずはやってみることをお勧めします。

実際にやってみるとそのメディアの『ツボ』というのがわかってくるかもしれません。

私もyoutubeとTikTokでは動画の尺の長さも少し変えたり微調整をすることでそのメディアにフィットするように心掛けています。

また、複数のメディアを運営することで、複数の収入源をゲットできるかもしれません。

ショート動画で報酬を得る!

ここからは私自身の実体験を多めに話していきたいと思います。

実際にショート動画の広告収益で生活費(約30万円以上)を稼いでいくことはできるのか?

結論は可能になります。

私は主にyoutubeショート動画とTikTokのショート動画で収益は得ていますが、月に30万円ぐらいであれば、2つのメディアそれぞれでも十分に収益を得ることが可能です。

また、前述したように、それぞれのメディアのアカウントをそれぞれで別の収益を得ることで、合計で収益を得ることも可能です。

ただ、とはいってもショート動画の広告収益はかなり低く、多くの再生回数が必要なのも事実です。

実際にどれくらいの広告収益でどれくらいの再生回数やフォロワーが必要なのか見ていきましょう!

YouTubeショートで食べていくにはどれくらい再生回数が必要?

YouTube shortsの広告単価は、以下の要素によって変わってきます。

  • 動画の長さ
  • youtube音源を使っているかどうか?
  • 視聴者層(視聴者の年齢や国等)
  • 時期

YouTube shortsの広告単価は、クリエイターによって大きく変動しますが、私自身のデータ等も踏まえて大体1000再生あたり、15円〜20円くらいだと考えられます。

つまり、ショート動画で100万再生されたとしても、受け取れる広告収益は1万5千円〜2万円程度です。

YouTube shortsで月に30万円程の生活費を稼ぐには、月間の総再生回数が2000万回ほど必要になってくる計算になります。

2000万回ほど動画が再生されると登録者数も1万人から2万人増加していきます。

Tiltokで生活費を稼ぐにはどれくらいの再生回数が必要か?

TikTokの広告単価、以下の要素によって変わってきます。

  • 1分以上の動画
  • 視聴者層(主にどの国で再生されたか?)
  • どこから再生されたか? (おすすめ、検索)

特にTikTokでは動画の広告単価が大きく変動します。

検索で再生されたりすると、その動画の価値が高くなり、おすすめに表示される回数や広告単価も上昇していきます。

TikTokの広告単価は1000再生あたり10〜50円と大きな振り幅があります。

広告収益の対象になる動画も、1分以上の動画なので、広告単価はYouTubeよりも高くなる傾向になります。

YouTube shortsで月に30万円程の生活費を稼ぐには、月間の総再生回数が500万回〜2000万回ほど必要になってくる計算になります。

まとめ

当記事のまとめです。

今回のテーマは「ショート動画だけで生活できるのか?」です。

現在、YouTubeやTikTokをはじめ、多くのプラットフォームでショート動画の収益化が可能になっています。ショート動画のみで広告収益を得る仕組みも整っており、収益化に挑戦する人が増えています。しかし、ショート動画の広告単価は通常の長尺動画に比べて低いため、多くの再生回数が必要です。

結論としては、ショート動画だけでも生活費(約30万円)を稼ぐことは可能です。 私自身もYouTubeショートやTikTokで収益を得ており、それで生活費をまかなうことができています。ただし、実際に収益化を目指すには、登録者数やフォロワー数、再生回数など一定の条件をクリアしなければなりません。具体的には以下の条件があります:

各プラットフォームの収益化条件

  • YouTube Shorts
    ショート動画で収益化するには、登録者数1000人以上、過去90日間でショート動画の総再生回数1000万回以上が必要です。広告単価は1000再生あたり15~20円程度で、月に30万円稼ぐには2000万回再生が必要です。
  • TikTok
    収益化の条件として、フォロワー10万人以上、30日間で総視聴数100万回以上が求められます。TikTokの広告単価は1000再生あたり10~50円と幅がありますが、30万円稼ぐには月間500万~2000万回再生が必要です。
  • その他(Instagram Reels、Xなど)
    プラットフォームごとに異なる条件があるため、収益化の詳細を確認する必要があります。

ショート動画の特徴と収益のポイント

ショート動画は1分以内の短い動画で、スマホ視聴に最適化されています。短時間で楽しめるため、エンタメ性や拡散力が高く、SNSでのシェアを通じて多くの人に届く可能性があります。YouTube ShortsやTikTok、Instagram Reelsなど複数のプラットフォームで使い回しができる点も魅力です。

それぞれのプラットフォームでは視聴者層やアルゴリズムが異なるため、自分の動画がどのメディアで受け入れられるのか試行錯誤することが大切です。例えば、YouTubeでは再生されない動画がTikTokでバズることもあります。私自身も各プラットフォームに合わせて動画の尺や内容を微調整しながら運営しています。

ショート動画以外の収益手段

ショート動画だけで収益を得るのは難しい部分もあるため、他の方法と組み合わせるのがおすすめです。たとえば:

  • アフィリエイト:商品紹介で報酬を得る。
  • 案件収入:企業からの依頼で動画を制作。
  • ファン支援:スーパーチャットや投げ銭機能を活用。

これらを活用することで、ショート動画だけでは足りない分を補い、より安定した収益を得ることが可能です。

まとめ

ショート動画だけで生活することは可能ですが、継続的な収益を得るには膨大な再生回数やフォロワー数が必要です。また、プラットフォームごとの特徴を理解し、適切な動画を投稿する工夫が求められます。さらに、複数の収益手段を組み合わせることで収益を安定させることができます。

ショート動画はこれからも需要が高まる分野です。これをきっかけに、ぜひ自分に合った方法で挑戦してみてください!

当記事を最後まで見てくれありがとうございます。

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