YouTubeの利用人口は全世界で約20億人です。
この数字は日本国内の利用者数の6,200万人の約32倍で、全世界の利用人口の数字は今もなお伸び続けています。
さらに人口減少傾向のある日本に比べて、インドやアフリカ大陸は爆発的に若者を中心に人口が増え続けています。
また、YouTubeがまだまだマイナーな国もあります。
日本では無料の動画プラットフォームで大きなシェアをとっているYouTubeですが、国次第では今始めるだけで先駆者になれる可能性があるのです。
あなたのチャンネルと動画を多言語することで、一気に視聴者を増やせる可能性があります。
特に言語を必要としない工作系やアート系は絶対にやるべきですね!
私がYouTubeを多言語した結果
ここからは私自身の事例になります。
私は2021年7月に新しくYouTubeチャンネル「nishi_sensei」を開設しました。
そのチャンネルは動画内に言語はなく、タイトルは多言語化しています。
そして現在ではチャンネル登録者が1万7千人になります。(令和3年10月11日現在)
↑(12月14更新、現在チャンネル登録者12万人)
視聴者の内訳を見てみるとインドネシアとインド、タイを中心に各国バランスよく視聴されています。
日本の視聴者はわずか4%未満になっています。
動画の工夫としては、言語を必要とせずにサムネイルで視聴者を惹きつけられるようにしていました。
nishi_senseiYouTubeチャンネル↓
https://youtube.com/channel/UC9HLJGhW_yFWSovpURPbRXw
圧倒的に海外の視聴者が増える
私の実体験からも海外仕様にしたことにより、圧倒的にチャンネル視聴者を増やすことができました。
私の場合は、元々海外の人向けに発信しようと思い、動画自体も言語を必要としない方法にしたということもありますが、ほとんどチャンネルで効果があるのではないかと思っています。
YouTubeは100カ国以上が視聴しており、言語も80言語に対応してしています。
つまり、全世界ほとんどのビジネス領域をカバーしていると言っていいでしょう。
日本語はインターネットの使用言語の割合は2,6%ほどしかありません。
多言語化することで残りの97,4%にリーチできる可能性があります。
ちなみにインターネット使用言語のTOP3位は
- 1位:英語(25,9%)
- 2位:中国語(19,4%)
- 3位:スペイン語(7,9%)
になります。『Internet World Stats参照』
参照:プレスルーム – YouTube
参照:Top Ten Internet Languages in The World – Internet Statistics
チャンネルを多言語するデメリット
チャンネルを多言語化するデメリットはあまりありませんが、強いて上げると言えば、
- 手間がかかる
- 地域によっては広告単価が安い国があり、視聴回数に比べ収益が少ない場合がある
- いくつかのデータが分散してしまう可能性がある。
手間がかかるという点において、これから私がお勧めする翻訳の仕方をして頂ければ、大分手間が減らせることができます。
ただ、広告単価に関しては日本では0,1〜0,8円となっていますが、物価の安い国だとそれよりも低くなる傾向があります。
なので、もし多言語化して視聴回数が2倍に増えたからと言って、収益が相関して2倍になるわけでないので注意しましょう。
YouTube多言語化設定の仕方
YouTubeの多言語化設定の仕方は以下の通りです。
チャンネル名、チャンネル説明の多言語化する方法
- パソコンからYouTube studioにアクセスする。
- チャンネルカスタマイズの基本情報を開く
- チャンネル名と説明の翻訳の部分から言語追加を選択する
- 翻訳したい言語を選択する
- 翻訳先の言語を入力する
動画のタイトルを多言語化する方法
- パソコンからYouTube studioにアクセスする
- 左のアイコンから『字幕』を選択する
- 翻訳したい動画のタイトルを選択する。
- 言語を追加を選択する。
- 翻訳先の言語を入力する
翻訳には『Google翻訳』がおすすめ
多言語化設定する場合には、Google翻訳がおすすめです。
Google翻訳にはアプリとサイト上で翻訳する方法があります。
動画のタイトルを日本で入力するだけで、精度の高い英語のタイトルが翻訳されます。
それをコピペするだけで簡単に多言語化設定をすることができます。
もっと具体的な海外視聴者を取り入れる方法!
多言語化だけでは、海外の視聴者を取り入れることは難しい部分があります。
海外視聴者と取り入れるための具体的なノウハウをまとめてみましたので、もし興味のある方は下の記事を見てみてください。
https://note.com/tsusshi_24/n/n19b5046fe4f4
終わりに
今回はYouTubeチャンネルの多言語化のメリットとやり方を説明していきました。
現在はグローバル社会で、日本だけでなく海外にも目を向けることがより一層重要になってきます。
特に個人で生きていきたいクリエイターの人は、海外のツールを利用することで安定した収入が得られる可能性があります。
今後もクリエイターの人たちに役立つ情報を発信していきたいと思います。
少しでもこの記事が役に立てば嬉しいです。