「再生回数が数万回、1億回など回っている動画っていくらぐらい広告収益が入るんだろう?」
そんなことを思ったことはありませか?
YouTubeの全世界のアクティブユーザーは23億人だと言われています。
日本においても6,500万人以上のアクティブユーザーがいると言われています。
サービスは基本無料で、PC、スマホ、タブレットから簡単に面白い動画を視聴することができます。
YouTubeではさまざまな動画が再生され続け、中には数千万、数億回再生されている動画があります。
視聴する側はいいとして、なぜ人々は現在YouTubeに動画をアップロードするのでしょうか?
その理由を一つ挙げるならば、
『YouTubeは稼げるから』
という人は少なくないと思います。
クリエイターはYouTubeに動画をアップロードした場合、その動画が視聴されると“広告収益“を得ることができます。
広告単価はYouTubeのジャンルや動画の長さによって変わってきますが、もしアップロードした動画が数万回再生もされると莫大な広告収益を得られることは間違いありません。
では、YouTuberは一体どれくらいの収益があるのでしょうか?
今回の記事は
- YouTubeの広告収入の仕組みはどうなっているか知りたい人
- 収益早見表を知りたい人
- チャンネル登録者3万人の収益を知りたい人
におすすめの記事になっています。
チャンネル登録者3万人の収益
私は現在チャンネル登録者3万人のYouTubeチャンネル『つっしーの筆』を運営しています。
自身が運営しているチャンネルをまずはサンプルとしてみていきましょう。
『つっしーの筆』の概要
- チャンネル登録者:3万3千人(2022年8月)
- カテゴリ:ハウツー動画
- ジャンル:イラストを描いてみた系動画
- 投稿頻度:通常動画とショート動画を1日1本づつアップしています。
私の現在の広告収益は
大体6万〜7万くらいです。
通常動画の視聴回数は25万〜28万くらいですので、広告単価は大体
1再生数あたり=0,2~0,3円くらいになります。
これって多い?少ない?どっちでしょうか?
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チャンネル登録者多ければ収益が多いという訳ではない
単純にチャンネル登録者が多ければ、広告収益が多くなるという訳ではありません。
YouTubeにおいて、広告収益を決めるものは
『広告単価✖️再生回数』
になります。
特に広告単価は、
- 動画の長さ(動画が流れば、動画の途中に広告を挟むことができるため)
- ジャンル
- 時期
- 再生される国
などによって変わってきます。
日本において、広告単価は他の国よりも高いと言われていますが、一般的にYouTuberの広告単価は
1再生あたり=0,1〜0,8円と言われています。
つまり、1,000再生あたり100円〜800円くらいチャンネルや動画によって変わってきます。
広告単価に関係するもの
①再生回数
当たり前ですが、再生されればされるほど広告収益は高くなります。
これは広告が多くの人に見られるためです。
②動画の長さ
動画が長ければ長いほど、動画の途中にも広告を挟むことができます。
現在YouTubeでは8分以上の動画に広告(ミッドロール)を動画の最中に流すことができます。
短い動画よりも広告が多く表示されるため、広告収益が高くなります。
③ジャンル
表示される広告の種類によって、広告単価は変化していきます。
YouTubeでは、日頃見ている動画や年齢層、性別などを判断して人に最適化された広告が流れる仕組みになっています。
そのため、働き盛りの20代後半〜50代のサラリーマンに流れる広告単価が高くなり一方で、10代の学生などに流れる広告単価は低くなる可能性があります。
どういった広告が流れるかは、動画のジャンルによって大きく左右される傾向があります。
④時期
YouTubeに広告を出しているのは企業になります。
決算や商品を宣伝したい時期が企業によって異なるため、月によって出されている広告の量が変わります。
そのため、広告単価が高くある月と低くなる月があります。
基本的には3月、6月、9月、12月の再生単価が高くなる傾向になります。
⑤再生される国
動画が視聴される国によって、その国の物価が違うため、広告単価も変化していきます。
日本は他の国よりも高い方だと言われています。
日本と海外の広告単価の違いを知りたい人は、以前私が書いた下の記事を参考にしてみてもいいかもしれません。
YouTubeの収益早見表。
今までの話をもとにYouTubeの再生回数に応じた収益早見表を作ってみました。
ぜひ参考にしてみてください。
1再生=0,1〜0,3円の場合(動画短め、ジャンルはエンタメ系)
- 1万再生:1,000〜3,000円
- 5万再生:5,000〜15,000円
- 10万再生:10,000〜30,000円
- 20万再生:20,000〜60,000円
- 30万再生:30,000〜900,000円
- 40万再生:40,000〜120,000円
- 50万再生:50,000〜150,000円
- 100万再生:100,000〜300,000円
- 150万再生:150,000〜450,000円
- 200万再生:200,000〜600,000円
- 300万再生:300,000〜900,000円
- 500万再生:500,000〜1,500,000円
- 1,000万再生:1,000,000〜3,000,000円
- 5,000万再生:5,000,000〜15,000,000円
- 1億回再生:10,000,000〜30,000,000円
1再生=0,4円〜0,8円の場合(動画長め、ジャンルはビジネス系や金融系)
- 1万再生:4,000〜8,000円
- 5万再生:20,000〜40,000円
- 10万再生:40,000〜80,000円
- 20万再生:80,000〜160,000円
- 30万再生:120,000〜240,000円
- 40万再生:160,000〜320,000円
- 50万再生:200,000〜400,000円
- 100万再生:400,000〜800,000円
- 150万再生:600,000〜1,200,000円
- 200万再生:800,000〜1,600,000円
- 300万再生:1,200,000〜2,400,000円
- 500万再生:2,000,000〜4,000,000円
- 1,000万再生:4,000,000〜8,000,000円
- 5,000万再生:20,000,000〜40,000,000円
- 1億回再生:40,000,000〜80,000,000円
以上になります。
再生回数が1億回以上のチャンネル、動画になれば、最低でも広告収益だけで1,000万円くらいの収益があるということですね。
夢があります。
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YouTubeチャンネルの難易度、割合、収益の関係性
今回はYouTubeの再生回数と収益の関係性について話していきました。
ただ、YouTubeで収益を得ること自体、チャンネル登録者数は1,000人を超える必要があります。
チャンネル登録者1,000人以上は、全YouTubeのチャンネルの上位15%と言われています。
そもそもYouTubeで収益を稼ぐこと自体、難易度が高いことなんですね。
しかし、YouTubeで成功すれば一気に大金を稼ぐこともできます。
以前、“チャンネル登録者数でわかるYouTuberの一番付け“という記事を作成しました。
これはYouTubeのチャンネル登録者数の割合と収益目安をまとめたものです。
もし興味がありましたら、下の記事も参考にしてみてください。
再生されている動画ほとんどが海外の動画
数千万回、数億回再生を目指すとなると日本だけでは厳しいかもしれません。
現在の日本YouTuberのアクティブユーザーは約6,500万人程度(世界の割合は4,6%)ですが、全世界のYouTubeアクティブユーザーは約23億人に以上だと言われています。
つまり、世界に向けてYouTubeを発信することは残り95,4%にリーチできる可能性を秘めています。
さらに言えば、日本の人口は減っているにも関わらず、インドなどの国は年々億単位で人口が増えていき、これからピークを迎えると言われています。(インドは2040年代に人口のピークが迎えると言われています)
そういった日本以外の35倍もの市場にリーチするにはいったいどうすればいいのでしょうか?
『YouTubeで海外視聴者を取り入れる5つの方法』という記事を書いたので、興味のある人はしたをチェックしてみてください。
https://note.com/tsusshi_24/n/n19b5046fe4f4
終わりに
いかがだったでしょうか?
YouTubeの広告収益は“再生回数“と“広告単価“によって変わってきます。
どちらともチャンネルやジャンル、動画の長さによって一概に言えないため、参考まで収益早見表を作ってみました。
ぜひ、参考になれば幸いです。
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