「YouTubeの収益化の審査に落ちましたが、何が原因かわからず困っています。対処法がわかりません。」
「どうすれば、収益化の審査に通るのですか?」
今回はそういった疑問を持っている人に、YouTubeの収益化審査が落ちた後の対処法を解説していきます。
YouTubeで収益化を得るためには、YPP(YouTube Partner Program)に参加しないといけませんが、それに入るためには審査が必要です。
通常のオリジナル動画しか投稿していないという人であっても、意図しないところで審査が落ちてしまっている人もいます。
もし、あなたがなかなかYouTubeの審査に受からないという人は、この記事を読むことで参考になると思います。
基本的にできることは“30日後の再審査“
一度YouTubeの収益化の審査に落ちた場合、次に再申請を出せるタイミングは審査に落ちた通知が来てから30日後になります。
この30日間はとても長く感じますが、この期間に自身のチャンネルがなぜ申請に落ちたかを明らかにして、動画の削除や編集を行います。
ちなみに収益化ポリシーにはチャンネルの審査基準が載っており、下の5つが主な判断基準となっています。
- 主なテーマ
- 再生回数の多い動画
- 最新の動画
- 総再生時間の多くを占める部分
- 動画のメタデータ(タイトル、サムネイル、説明など)
他にも詳細な審査基準は存在するようですが、公開されていません。
YouTubeの収益化の条件とは?
YouTubeの収益化の条件は以下の通りです。
- すべてのYouTubeの収益化ポリシーを遵守している
- 所在国でパートナープログラムが認められている
- 公開動画の総再生時間が直近の 12 か月間で 4,000 時間以上
- チャンネル登録者数が1,000人以上
- リンクされているAdSense アカウントを所有
この中で最も高いハードルはチャンネル登録者1000人と総再生時間4000時間の項目です。
現在、YouTubeでチャンネル登録者が1000人を超えるクリエイターは全体の上位15%しかいません。
例え今回収益化審査に落ちたからと言っても、収益化申請をできる時点であなたは全体として上位の存在ですので諦めずに一緒に頑張りましょう。
YouTubeの収益化の審査はこうやって行われる。
YouTubeの収益化の審査は、人間の目とYouTubeの自動システム(AI)両方の面からあなたの動画が収益化に適切かどうかを判断してくれます。
審査は、最初はYouTubeのAIにより判定で行われます。
ここでYouTubeのガイドライン等に沿った内容になっているかを確認され、もし違反していると判断されれば、承認されずチャンネル運営者に通知されます。
私は以前に何度も収益化の審査申請や剥奪、承認、不承認を繰り返していますが、人間の目のほうがAIよりも審査に通りやすいのは間違い無いでしょう。
しかし、明らかに収益化の審査に通らないものは、AIと人間両方の審査から100%落とされてしまいます。
YouTubeの収益化審査に落ちる理由とは?
人によって収益化が落ちる理由は人それぞれになります。
そのため、YouTubeが公開している“コミュニティガイドライン“をしっかり確認し、それに沿った動画を公開する必要があります。
今回はその中でも収益化の審査が通らない主な理由を紹介していきたいと思います。
もしあなたのチャネンルに当てはまっている物があれば、参考にしてみてください。
著作権侵害
YouTubeで収益化をしたのであれば、YouTubeの著作権保護システムに十分注意していかなければいけません。
YouTubeでは常にクリエイターが著作権侵害をしていないかどうかを見張るために巡回しています。
特に他人が作成した映像、音楽にはとても厳しく、投稿した時点でAIが発見してそのオリジナルのクリエイターに通知するシステムとなっています。
特に音楽は使用するとYouTubeは自動的に著作権侵害の申し立てを受けることになります。
例え使用許可を得ていたとしても、侵害の申し立てを受ける場合があります。
そう言った場合は著作権所有者からの『著作権侵害申立の解除』が必要になります。
このように著作権を侵害してる動画を投稿している限り、チャンネル全体の収益化が通らない場合があります。
繰り返しの多いコンテンツ
最近では、ゆっくり実況動画の収益化がほとんど外されたことがありました。
ゆっくり実況とは、機械音声等をとあるキャラクターに当てることでゲームの解説動画や豆知識を教えてくれるという内容のものです。
この「繰り返しの多いコンテンツ」というのは明確な理由がわからないことが多く、実際に多くの人が頭を抱えているユーザーも多いです。
どの動画も内容が違ったとしても、同じような風景や画面、色合い、機械音声を使っているとYouTubeから「繰り返しの多いコンテンツ」と見做されることがあります。
対策としては、BGMを入れたり、キャラクターを変えるようにしたりすることが挙げられます。
暴力的、もしくは性的満足を目的にしたコンテンツ
YouTubeで収益化審査に通るためには、YouTubeが定めるガイドラインの中で『広告に適したコンテンツ』でなければいけません。
このガイドラインによく抵触してしまうのが、暴力的または性的満足を目的としたコンテンツです。
どうしても過激な動画には視聴者が集まりやすいので、あえてぎりぎりを狙って過激な動画を投稿する人も存在します。
しかし、例えこういったチャンネルが収益化に成功したとしても、広告単価は低くなりがちになります。
一番いいのはこう言った過激になりすぎない動画を作ることです。
どこまでが収益化されるのかは、YouTubeは100%完全に公開はしていません。
そのためYouTubeのガイドラインを読み込む、自分の動画と照らし合わせることが必要です。
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YouTubeの審査に落ちた原因を確認する。
まず、なぜあなたのチャンネルが収益化の審査に落ちたのかを確認していく必要があります。
もし、あなたが収益化不承認の通知を受けた時に、メール内容にて以下のことを確認する必要があります。
- 不承認通知に記載された内容
- 違反したとされるポリシー
- YouTubeの収益化ポリシー
- コミュニティガイドライン
これらを確認し、該当すると思われる動画やサムネイル、タイトル、概要欄を修正や削除をする必要があります。
中には判定ミスもある
YouTubeのAIは判定ミスを起こすことがあります。
特に投稿した直後はより精度が落ち、判定ミスが多くなっていることが確認されています。
そのため、今回の収益化の審査では、再申請時には特に修正ぜずにリクエストして、そのまま審査を通過できたという方もいます。
審査リクエストをすると次の自動システムでは、AIではなく担当者のチェックも入るので、システムエラーが起こりにくくなるわけです。
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YouTubeの収益化の審査はどれくらいでわかるのか?
YouTubeの収益化の審査も再申請もとにかく時間がかかる場合があります。
私は今まで何度も収益化に成功しては、収益化が剥奪されたことがあります。
そういった経験をまとめて、大体これくらいで審査結果がわかるという記事をまとめてみました。
「どれくらいでわかるのかを知りたい」という人は下の記事を参考にしてみてください。
終わりに
今回はもしYouTubeの収益化の審査に落ちたらどうすればいいのかの対処法を中心に説明してきました。
ぜひ参考になれば幸いです。
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https://note.com/tsusshi_24/n/n18b73412043d
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